Linuxディスクの簡易ベンチマーク方法

Linuxにおけるディスクの簡易的なベンチマーク方法を以下に示します。ディスクの読み書き性能を調べるための基本的なコマンドです。

書き込みテスト

dd if=/dev/zero of=benchmark bs=64K count=32K conv=fdatasync

このコマンドでは、/dev/zero(無限のゼロを出力する特殊なファイル)からデータを読み取り、それを’benchmark’というファイルに書き込みます。書き込みブロックサイズ(bs)は64K、ブロック数(count)は32Kで、全データをディスクに書き込んだ後で同期(fdatasync)を行います。

読み込みテスト

dd if=benchmark of=/dev/null

書き込みテストで作成した’benchmark’ファイルを読み取り、その内容を/dev/null(何も表示しない特殊なファイル)に出力します。これにより、ディスクの読み取り性能を測定できます。

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