CSSでテキストの行の高さを調整する際に使用されるline-height
プロパティですが、単位なしでの指定が推奨されることがあります。この記事では、その理由と具体的な使用方法を詳しく解説します。
単位なしのline-height
は、要素のfont-size
に対する相対的な値を示します。例えば、line-height: 1.5;
と指定すると、行の高さはフォントサイズの1.5倍になります。この方法の利点は、フォントサイズが変わっても、行の高さの比率が一定であるため、テキストの読みやすさやデザインの一貫性が保たれることです。
例:
.text-example {
font-size: 16px;
line-height: 1.5; /* 行の高さはフォントサイズの1.5倍 */
}
他の単位を使用すると、特定のビューポートやフォントサイズでのみ適切な行の高さになる可能性がありますが、単位なしの指定ではそのような問題が生じにくくなります。デザインの柔軟性と一貫性を保つため、単位なしのline-height
指定は広く推奨されています。