Swiperは、最も人気のあるスライダーライブラリの一つであり、タッチ対応のスライダーやカルーセルを簡単に実装できる特長があります。デフォルトの設定では、Swiperのnavigationやbulletはswiper-container
の内部に配置されます。しかし、デザインの要件によっては、これらの要素をswiper-container
の外部に配置したい場面があります。
幸いにも、Swiperはこのようなカスタマイズに非常に柔軟です。navigationやbulletをswiper-container
の外部に配置する場合、適切にセレクタを指定してSwiperのオプションを設定するだけで実現できます。
const swiper = new Swiper('.swiper-container', {
navigation: {
nextEl: '.custom-next',
prevEl: '.custom-prev',
},
pagination: {
el: '.custom-pagination',
clickable: true,
},
});
このように、.custom-next
、.custom-prev
、.custom-pagination
などのクラスを持つ要素を任意の場所に配置すれば、Swiperのnavigationやbulletとして機能します。
この方法を利用することで、デザインの自由度を高め、ユーザビリティの向上やブランディングの強化など、さまざまな目的に合わせたカスタマイズが可能となります。